FUJI Human Care Service協同組合

【ブログ】改めて考える災害対策

 

近年、地震や豪雨など全国各地で大きな自然災害が立て続けに発生しています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を深くお祈り申し上げます。

 

弊組合(千葉県松戸市)が監理している千葉県内の技能実習生につきましては、全員の無事と受け入れ企業様の安全な運営が確認できており、ひとまず胸をなでおろしております。

しかし、いつどこで発生するか分からないのが自然災害の恐ろしさです。

 

「もしも」の事態に備え、実習生の命と安全を守るためのポイントをまとめました。ぜひ法人の皆様も改めてご確認をお願いいたします。

 

 

1、「現場で守る」意識の徹底をお願いします

災害発生時、組合でも直ちに全実習生の安否確認を行いますが、大規模災害時には道路の遮断や通信障害、スタッフ自身の被災により、すぐに現場へ駆けつけられないケースも想定されます。

そのため、実習生を日常的に受け入れ・雇用されている企業の皆様におかれましては、「組合に任せていれば安心」という意識を今一度見直し、「一番近くにいる自分たちが実習生を守る」という姿勢で初期対応のご準備を進めていただく必要があります。

 

 

2、事前に確認・共有していただきたい「5つの項目」

日頃の備えとして、実習生と一緒に以下の5点についてチェックをお願いいたします。

 

① 連絡手段の確保

(担当者との連絡先交換に加え、スマホ不能時に備えた寮への固定電話設置などのご検討)

 

②防災グッズ・備蓄の点検

(非常食、水、懐中電灯、モバイルバッテリーなどの確認)

 

③ 避難場所・ルートの共有

(地域指定の避難所や、そこまでの安全な移動経路の確認)

 

④ 災害時の連絡フローの確立

(万が一被災した際、社内の「誰に」最初に連絡するか)

 

⑤ 緊急通報(119番・110番など)の指導

(助けを求める際の連絡方法や基本的な日本語表現の確認)

 

 

日本は災害が多い国だからこそ、日頃からの万全な事前準備が重要です。

弊組合におきましても、今後の訪問指導や監査の機会を通じて案内を行い、実習生本人への理解促進に努めてまいります。

 

 

大切な実習生が安心して実習に専念できるよう、企業の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

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インドネシア人介護職員を受け入れる施設が知っておきたい宗教・食事・勤務配慮

インドネシア人介護職員を受け入れるとき、「宗教上どこまで配慮すればよいのか」「食事や礼拝は現場にどの程度影響するのか」と迷う施設は少なくありません。
重要なのは、国籍や宗教だけで対応を決めることではなく、本人の希望と担当業務を確認し、現場で続けられるルールに落とし込むことです。

インドネシアには多様な宗教・文化的背景があります。同じイスラム教徒であっても、礼拝や食事に関する希望、勤務上の事情は一人ひとり異なります。
採用前から「できる・できない」を決めつけず、確認の場を設けることが、本人と既存職員の双方の安心につながります。

この記事では、介護施設が受け入れ前・配属直後・継続就労の各段階で確認したいポイントを整理します

 

配慮の出発点は「一般論」ではなく本人との対話です

配慮の必要性は、宗教名や出身国だけでは判断できません。
面接時または入職前のオリエンテーションで、本人が大切にしたいこと、勤務上調整が必要なこと、相談したい相手を確認してください。

確認は、特別扱いの可否を問う場ではありません。施設の勤務ルールと業務上の制約を共有したうえで、双方が無理なく続けられる方法を一緒に考える場です。

確認するテーマ

聞き方の例

施設側で決めること

食事

食べられない食材や、気を付けてほしい調理・提供方法はありますか

職員食、行事食、休憩中の保管場所

礼拝・祈り

勤務中に時間や場所の相談が必要なことはありますか

休憩との調整、利用可能な静かな場所

服装

衛生・安全上のルールと両立させるために相談したいことはありますか

制服、感染対策、入浴介助時の運用

勤務

配慮を要する時期や、事前に相談したい勤務条件はありますか

シフト作成、夜勤、休暇申請の窓口

相談方法

困ったとき、誰に・どの言語で相談しやすいですか

相談担当者、記録・エスカレーション方法

本人への質問は、必要な範囲に絞り、回答を本人の同意なく周囲に広げないことも大切です。
業務調整に必要な内容だけを、担当者・管理者間で共有します。

食事の配慮は「食べられないもの」と「業務上の役割」を分けて考える

食事に関する配慮は、本人の休憩中の食事と、利用者への食事介助・行事準備など、業務上の役割を分けて整理すると混乱を防げます。
イスラム教徒には豚肉やアルコールを避ける人がいますが、実際の希望は必ず本人に確認してください。

職員食では、原材料表示を確認しやすくする、持参食を保存できる場所を決める、行事食の内容を事前に共有する、といった対応が考えられます。
利用者の食事介助については、衛生・安全・利用者ケアを最優先に、本人の希望と施設のルールをすり合わせます。

「食材に触れられないはず」と決めつけるのではなく、どの行為に配慮が必要かを具体的に確認することが重要です。
必要な調整は、本人だけでなく、現場の負担が偏らないように業務分担として設計します。

礼拝は休憩・安全・利用者対応を前提に調整します

礼拝を希望する場合も、時間、場所、頻度は一律ではありません。
まず本人の希望を聞き、休憩時間や業務の切れ目で実行できるかを検討します。
利用者の安全を守るため、見守りや介助を中断できない時間帯は、代替できる担当者を決めてから調整します。

施設側は、特別な専用室を直ちに用意するのではなく、使用可能な静かな場所、利用手順、相談窓口を明確にするところから始めると運用しやすくなります。
必要以上に本人の宗教を話題にせず、ほかの職員にも「個別の勤務上の相談として扱う」ことを共有しましょう。

勤務配慮はシフト表ではなく事前説明で決まります

勤務上の行き違いは、配属後に突然「できないこと」が分かると起こりやすくなります。
夜勤、入浴介助、行事対応、休暇希望、制服や感染対策などは、採用前または配属前に説明し、本人の理解を確認してください。

特にラマダンの時期は、断食を行うかどうか、体調面で相談が必要かどうかを本人から確認します。
断食の有無を前提にせず、日中の体調確認、休憩、夜勤を含む勤務について、本人・現場責任者・必要に応じて支援担当者で話し合います。

場面

事前に決めること

避けたい対応

シフト作成

希望を伝える期限、調整の相談先、代替手順

本人の希望を聞かずに固定する

夜勤開始

業務理解、緊急時連絡、体調面の相談方法

宗教や国籍だけを理由に一律に外す・任せる

入浴介助

衛生・安全基準、本人が相談したい事項、教育手順

曖昧なまま個人判断に任せる

行事・会食

食事内容、参加方法、欠席時の連絡

参加を当然とみなす

勤務配慮は、既存職員の理解も欠かせません。
「特別扱い」ではなく、本人の事情と安全な業務運営を両立するための調整として説明すると、現場で共有しやすくなります。

相談しやすい仕組みが、早い行き違いの発見につながります

配慮事項は一度の面談で終わりません。
来日・転居、配属、夜勤開始など、環境が変わる時期に短い面談を重ね、困りごとがないか確認してください。
特定技能1号の受け入れでは、受入れ機関が支援計画に基づく職業生活・日常生活・社会生活上の支援を行う必要があり、登録支援機関に委託できる業務もあります。

一方で、日々の業務教育やシフト管理は施設の役割です。施設内の教育担当者と、生活相談を担う支援者の連絡方法を決めておくと、本人が相談先を迷いにくくなります。

受け入れ前に使える確認リスト

FUJI Human Careに相談できること

FUJI Human Careでは、技能実習「介護」の受け入れを検討する施設に向けて、受け入れ前の準備、生活面の相談体制、現場との情報共有について相談を受けています。
宗教・食事・勤務に関する配慮も、本人の希望と介護現場の安全を両立できるよう、受け入れ計画の中で整理します。

インドネシア人技能実習生の受け入れ全体は、インドネシア人技能実習生を受け入れる千葉の介護施設が知るべきこと https://www.fuji-humancare.jp/3138/もあわせてご確認ください。
受け入れ後の生活支援は、外国人介護職員の生活支援 https://fuji-careworks.jp/blog/foreign-care-worker-life-support/で詳しく解説しています。

まとめ

宗教・食事・勤務に関する配慮は、国籍や宗教名から一律に決めるものではありません。
本人の希望を聞き、施設の安全・衛生・勤務ルールとすり合わせ、配属後にも見直せる相談体制をつくることが重要です。

受け入れ前に話し合うことで、本人が無理を抱え込むことと、現場が突然の調整に困ることの両方を減らせます。

参考情報

【夏場の衛生管理】食中毒予防と生ゴミ・害虫対策の基本ガイド

【夏の衛生管理】食中毒・ゴミのニオイ対策はできていますか?

暑い日が続くこの季節🌞
気温や湿度が高くなる夏は、「食中毒」「ゴミのニオイ」「害虫」が発生しやすい時期です。

毎日のちょっとした心がけで、自分の健康だけでなく、寮で一緒に生活する仲間も気持ちよく過ごすことができます。

① 食べ物は放置しない!
作り置きや食べ残しを室温に置いたままにすると、細菌が増殖しやすくなります。
食べ終わったら、できるだけ早く冷蔵庫へ入れましょう。

② 生ゴミは水気を切ってしっかり密閉!
生ゴミの水分を切り、袋の口をしっかり結ぶことで、ニオイやコバエの発生を防ぐことができます。

③ ゴミ出しルールを守ろう!
ゴミは自治体で決められた曜日・時間に出しましょう。
前日の夜に出すと、カラスや害虫による被害や近隣トラブルの原因になることがあります。

小さな心がけが、健康で快適な毎日につながります。
暑い夏を元気に乗り切りましょう!

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【Waspada Musim Panas】Cegah Keracunan Makanan & Bau Sampah di Asrama!

Musim panas di Jepang identik dengan cuaca yang panas dan lembap. 🌞
Kondisi ini membuat bakteri lebih mudah berkembang sehingga risiko ”keracunan makanan”, ”bau sampah”, dan ”lalat” juga meningkat.

Supaya tetap sehat dan asrama tetap nyaman, yuk biasakan 3 hal sederhana berikut!

1. Jangan biarkan makanan di suhu ruang terlalu lama
Makanan matang atau sisa makanan dapat cepat basi saat cuaca panas. Setelah selesai makan, segera simpan di dalam kulkas.

2. Buang air pada sampah dapur dan ikat rapat kantongnya
Sampah dapur yang masih basah lebih mudah menimbulkan bau dan mengundang lalat. Pastikan airnya sudah dibuang dan kantong sampah diikat rapat sebelum dibuang.

3. Buang sampah sesuai jadwal
Ikuti hari dan jam pembuangan sampah yang berlaku di daerah tempat tinggal. Hindari membuang sampah pada malam hari karena dapat diacak-acak burung gagak atau hewan lain serta mengganggu lingkungan sekitar.

🌿 Menjaga kebersihan bukan hanya untuk diri sendiri, tetapi juga sebagai bentuk kepedulian terhadap teman serumah dan lingkungan.

Mari bersama-sama menjaga asrama tetap bersih, sehat, dan nyaman sepanjang musim panas! ☀️🏡 

【ブログ】夏のレジャーに対する外国人への指導について

 

 

梅雨もあけて、いよいよ暑い夏がやってきましたね☀

受け入れている外国人の中には、レジャーに遊びにでかける方もいると思います。

今回は、『外国人に対する夏のレジャー注意点3つ』をお伝えします!

 

注意点1~水の事故~

暑さから逃れようと、近くの川などに遊びに行くケースです。

[遊泳禁止]や[立ち入り禁止]などの言葉に気づかず、遊んでしまい、事故につながるケースがあります。

日本では、遊べる場所と遊べない場所があることを、あらかじめ外国人に伝えておくことが大切です。

 

注意点2~ゴミの管理~

外国人の母国によっては、ゴミの管理に対する考え方が日本と異なる場合があります。

レジャーなどで遊ぶとき、ゴミは必ず自分で持ち帰り自宅で捨てるか、共用のゴミ箱がある場合はそこに捨てるようにすることを伝えましょう。ごみの分別に気を付けることも大切です。

 

注意点3~暑さ注意~

出身地が暑い国などの理由で『暑いのには慣れているから大丈夫!』と、対策をしない外国人がいます。日本の夏は湿気が多く、たとえ暑さに慣れていても熱中症になることがあります。

熱中症対策の大切さと、もし体調が悪くなったとき、どのように対応すればよいか(119番など)を外国人に伝えておきましょう。

 

弊組合では、監理している技能実習生に対し、こういった注意喚起を行うとともに、緊急時の対応方法をレクチャーしています。

具体的なレクチャー方法にご興味のある方は、ぜひご連絡ください。

 

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【ブログ】在留外国人から見えた現状とは?

在留外国人から見えた現状とは?

出入国在留管理庁が令和7年に実施した「在留外国人に対する基礎調査」の結果が公表されました。

この調査は、日本に住む18歳以上の中長期在留者・特別永住者約20,000人を対象に実施され、8,874人(回答率45.5%)から回答が寄せられています。

※本記事は、出入国在留管理庁が令和7年に実施した「在留外国人に対する基礎調査」をもとに作成しています。結果は参考資料の一つとしてご覧ください。

日本での生活に満足している人は91.0%

調査では、「日本での生活に満足している」と回答した方が91.0%となり、前年度より増加しました。

満足している理由として多かったのは、

といった、日本の生活環境に関する内容でした。

外国人の方々が安心して生活できる国として、日本が高く評価されていることが分かります。

一方で、生活面には課題も

生活に満足していない理由として多かったのは、

という回答でした。

特に近年の物価上昇は、日本人だけでなく外国人の方々にも大きな影響を与えていることがうかがえます。

日常生活で困っていること

「特に困ったことはない」と回答した方は52.8%でした。

一方で、困りごととして多かったのは、

など、仕事だけでなく生活全般に関する不安が挙げられました。

行政への相談にもハードルがある

公的機関へ相談しようとした際には、

といった課題も明らかになりました。

制度そのものがあっても、「相談先が分からない」「言葉が通じない」といった理由で、必要な支援につながれていない外国人の方も少なくないようです。

私たちが大切にしていること

今回の調査結果を見て改めて感じたのは、外国人材の支援は「働く場を提供すること」だけでは十分ではないということです。

生活で困ったときに相談できる相手がいること、日本語を学びながら安心して暮らせる環境があることも、長く日本で活躍していただくためには欠かせません。

FUJI Human Care Service協同組合では、通訳スタッフが常駐しており、仕事や日常生活で困ったことがあれば、すぐに相談・対応できる体制を整えています。

また、日本語教育にも力を入れており、これまでにJLPT N3合格者を多数輩出してきました。介護現場で必要となる日本語だけでなく、日本で生活するために必要なコミュニケーション力も身につけられるよう継続的にサポートしています。

外国人材の受け入れをご検討されている企業様や、外国人支援についてお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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育成就労制度に向けて介護施設が今から準備すべきこと

 

技能実習制度は、今後「育成就労制度」へ移行する予定です。

介護施設にとって重要なのは、「制度が変わるらしい」で止めないことです。

新制度の細部をすべて覚えるよりも、自施設の受け入れ体制、教育体制、監理団体との関係、特定技能への接続を早めに整理しておくことが必要です。

厚生労働省は、育成就労制度について、技能実習制度を発展的に解消し、3年間の就労を通じて特定技能1号水準の技能を持つ人材を育成・確保する制度と説明しています。施行は2027年4月1日予定です。

この記事では、介護施設向けに、育成就労制度に向けて今から準備すべきことを整理します。

育成就労制度とは、3年間で特定技能1号水準へ育成する制度

育成就労制度は、技能実習制度に代わる新しい外国人材受け入れ制度です。

制度の目的は、国際貢献を前面に置いていた技能実習から、人材育成と人材確保へ軸を移すことにあります。

介護分野では、3年間の就労を通じて、特定技能1号水準の技能を持つ人材を育成することが前提になります。

項目

介護施設が押さえるポイント

制度の位置づけ

技能実習を発展的に解消して創設される制度

施行予定

2027年4月1日予定

育成期間

原則として3年間の就労を通じて育成

目標

特定技能1号水準の技能を持つ人材の育成・確保

施設側の視点

受け入れ後の教育、定着、特定技能への接続が重要

 

現時点では、制度運用の詳細や実務上の扱いは今後も更新される可能性があります。

公開前・相談前には、厚生労働省、出入国在留管理庁、外国人技能実習機構等の最新情報を確認してください。

技能実習から育成就労へ変わることで、施設側の見方も変わる

技能実習では、「3年間、同じ施設で育成する」という見方が強くありました。

育成就労では、特定技能1号水準へ育成することがより明確になります。

そのため、介護施設側は次のように考え方を変える必要があります。

これまでの見方

これから必要な見方

受け入れられるか

3年間で育成できるか

書類を通せるか

現場教育と生活支援を続けられるか

人手不足を補えるか

定着し、特定技能へつながる人材に育てられるか

監理団体に任せる

施設と支援機関で役割分担する

 

制度が変わっても、介護現場で起きる課題は大きく変わりません。

日本語、介護記録、申し送り、生活支援、職場ルール、相談体制、試験対策は引き続き重要です。

介護施設が今から準備すべき7つのこと

1. 現在の外国人材受け入れ状況を棚卸しする

まず、自施設で外国人材を受け入れているか、過去に受け入れたことがあるかを整理します。

すでに技能実習生を受け入れている場合は、育成就労への移行期にどの経過措置が関わるかを確認する必要があります。

制度上の扱いは受け入れ時期や申請状況によって変わるため、個別に確認してください。

2. 教育担当者と相談窓口を決める

育成就労では、単に人材を受け入れるだけでなく、3年間で育成する視点が重要になります。

介護施設では、次の役割を分けておくと運用しやすくなります。

役割

主な内容

業務教育担当

介護技術、記録、申し送り、利用者対応

日本語支援担当

介護用語、記録の書き方、聞き取りの練習

生活相談担当

住居、行政手続き、通院、日常生活の困りごと

外部相談先

本人が施設に直接言いにくい悩みの相談

 

すべてを現場リーダー1人に寄せると、支援する側が疲弊します。

監理団体や登録支援機関と連携し、施設内外で支援を分担することが大切です。

3. 日本語支援を「現場業務」から逆算する

当社が2024年10月に実施した介護施設向けアンケート調査(N=1,143)では、外国人介護人材の受け入れ検討時の課題として「日本語のコミュニケーション能力に不安」が56.8%で最多でした。

出典:介護施設向けアンケート調査(当社実施・2024年10月・N=1,143 / 複数回答) ※調査対象:介護・福祉業界にお勤めの方

育成就労に向けた準備では、日本語支援を「N何級を取るか」だけで考えない方がよいです。

介護現場では、利用者への声かけ、バイタルの変化報告、申し送り、記録、事故防止、感染対策の説明など、業務場面ごとの日本語が必要です。

施設側は、次のように現場業務から逆算して支援内容を整理しましょう。

業務場面

必要な日本語支援

入浴・排泄・食事介助

利用者に安心してもらう声かけ

申し送り

状態変化を簡潔に伝える表現

介護記録

事実と判断を分けて書く練習

緊急時

すぐ報告する基準と伝え方

職員間の連携

分からないときに確認する言い方

 

4. 生活支援の分担を明確にする

外国人材が定着するかどうかは、職場だけで決まりません。

住居、銀行口座、携帯電話、市役所手続き、買い物、通院、ゴミ出し、地域ルールなどでつまずくと、勤務にも影響します。

育成就労に向けて、施設側は「生活支援をどこまで自施設で担うのか」「外部支援機関にどこまで任せるのか」を整理しておく必要があります。

支援項目

施設側で確認すること

住居

社宅・寮の有無、初期費用、生活備品

行政手続き

同行者、通訳、手続きの担当者

銀行・携帯

契約支援の範囲

通院

体調不良時の相談先、同行可否

休日・帰省

シフト調整、里帰り時期の考え方

 

5. 監理団体・支援機関の選び方を見直す

育成就労では、受け入れ機関だけでなく、外部の支援機関との連携も重要になります。

今から確認すべきなのは、制度名に詳しいかどうかだけではありません。

介護施設の現場実務に合わせて、教育、生活支援、相談、特定技能への接続まで伴走できるかです。

監理団体・支援機関に相談する際は、次の点を確認してください。

6. 技能実習中の人材について経過措置を確認する

育成就労制度の施行に伴い、技能実習制度には経過措置が設けられています。

たとえば、施行日前後に技能実習計画の認定や在留資格認定証明書の交付を受けている場合など、受け入れ時期によって扱いが変わる可能性があります。

2027年4月1日時点で技能実習を行っている人材についても、移行の扱いを個別に確認する必要があります。

この記事では個別案件の法的判断はできません。

すでに技能実習生を受け入れている、または施行前後に受け入れ予定がある施設は、監理団体や専門家に早めに確認してください。

7. 特定技能への接続を前提に採用計画を立てる

育成就労は、3年間で特定技能1号水準へ育成する制度です。

そのため、最初から特定技能への接続を見据えて、次の項目を整理しておくとよいでしょう。

技能実習、育成就労、特定技能は制度名こそ異なりますが、施設側から見れば「外国人介護人材をどう育て、定着してもらうか」という一本の人材戦略です。

育成就労に向けて、今すぐ決めなくてよいこと・決めるべきこと

制度変更期には、情報が多くなりすぎて判断が止まりがちです。

介護施設としては、今すぐ細かな制度解釈をすべて決める必要はありません。一方で、受け入れ体制の整備は早く始めるべきです。

今すぐ決めなくてよいこと

今から決めるべきこと

新制度の細かな申請書式

外国人材を何人から受け入れるか

すべての経過措置の解釈

既存技能実習生・受け入れ予定者の扱い確認

具体的な費用の最終額

生活支援・日本語支援の分担

制度名に合わせた社内文書

教育担当者・相談窓口の設計

 

制度の正式運用に合わせて細部は更新しつつ、施設内の支援体制は先に整えておくのが現実的です。

FUJI Human Care Service 協同組合に相談できること

FUJI Human Care Service 協同組合は、技能実習・監理団体として、介護施設の外国人材受け入れを支援しています。

介護施設運営の現場知見、日本語教師による日本語サポート、通訳者同行、技能評価試験サポート、生活立ち上げ支援を組み合わせ、受け入れ前から実習中、将来の特定技能移行まで見据えた相談が可能です。

育成就労制度に向けて不安がある場合は、次の内容を整理してご相談ください。

制度変更期だからこそ、早めに現場の受け入れ体制を見直すことが大切です。

まとめ

育成就労制度は、技能実習制度を発展的に解消し、3年間の就労を通じて特定技能1号水準の人材を育成する制度として、2027年4月1日に施行予定です。

介護施設が今から準備すべきことは、制度名を覚えることではありません。

受け入れ人数、教育担当者、日本語支援、生活支援、監理団体・支援機関の選び方、既存技能実習生の経過措置、特定技能への接続を整理することです。

育成就労に向けた準備を進めたい介護施設様は、FUJI Human Care Service 協同組合へご相談ください。

現行の技能実習から新制度への移行を見据え、施設に合った受け入れ体制を一緒に整理できます。

参考情報

【ブログ】育成就労の二国間協定、国内初はタイに決定!

、「新「育成就労」の外人 【国内初】タイと締結! タイと締結! 育成就労制度 協力覚書(MOC) (MOc) 協力覚書 ቢሎሲነ! 上自工県 悪質な事業者の排除 情報の共有と適正運用 人権侵害の防止 LIIIP」というテキストの画像のようです

育成就労の二国間協定、国内初はタイに決定!

2027年4月からスタートする、技能実習に代わる新しい外国人材受け入れ制度「育成就労制度」。

その適正な運用に向けた政府間の協力覚書(MOC)が、【国内初】としてタイ政府との間で締結されました!

今回の協定のポイントは以下の3つです。

1️⃣ 悪質なブローカー・送出機関の排除。

➡双方の国が管理を徹底し、不正な手数料徴収や人権侵害を防ぐクリーンな仕組みを作ります。

2️⃣ 情報のリアルタイム共有 。

➡ルール違反をした受け入れ企業や送出機関があった場合、両国間で即座に情報を共有し、認定取り消しなどの厳格な対処を行います。

3️⃣ 受け入れ人数のブレーキ機能。

➡日本国内の分野ごとの上限を超えそうになった場合、日本側が一時的に受け入れ計画の認定を停止できるルールも明記されました。 これまでの技能実習制度で課題となっていた「人権侵害」や「不透明な手数料」といった問題を解消し、外国人労働者にとっても、受け入れる企業にとっても、より安心・安全な環境が整うことになります。

日本政府は今後、ベトナムやインドネシアなど他の主要な送り出し国とも順次協定を進めていく方針とのこと。 新たなグローバル人材雇用のスタンダードが、本格的に動き出しています。今後の動向にも要注目です!

 

在留カードの確認方法とは?入管公式アプリで安心・確実にチェック!

Aplikasi Pembaca Zairyu Card Resmi Imigrasi Jepang

 

 

【受入れ企業・外国人必見】在留カードは見た目だけで確認していませんか?入管公式「在留カード等読取アプリケーション」をご紹介

在留カードは「見た目だけ」で確認していませんか?

在留カードは、日本に在留する外国人にとって、在留資格や在留期間などを証明する大切な身分証明書です。

外国人本人が日常生活や就労の場面で提示するだけでなく、受入れ企業や監理団体にとっても、適切な在留管理を行うために欠かせない重要な書類となっています。

一方で、近年では偽変造在留カードが確認される事例もあり、カードの見た目だけでは真偽を判断することが難しい場合があります。

そこで今回は、出入国在留管理庁が公式に提供している「在留カード等読取アプリケーション」をご紹介します。


「在留カード等読取アプリケーション」とは?

「在留カード等読取アプリケーション」は、出入国在留管理庁が提供する公式アプリです。

NFC機能に対応したスマートフォンを使用し、在留カードや特別永住者証明書に内蔵されているICチップの情報を読み取ることができます。

読み取った情報とカード券面に記載されている情報を照合することで、カードの内容を確認することができます。

さらに、「在留カード等番号失効情報照会」と併せて利用することで、カード番号が現在も有効であるかどうかを確認することも可能です。


どのような場面で活用できるのでしょうか?

このアプリは、さまざまな場面で活用することができます。

例えば、

など、適切な在留管理を行うための確認ツールとして利用されています。

企業にとっては、外国人雇用におけるコンプライアンスの一環として役立ち、外国人本人にとっても、自身の在留カードの情報を確認できる安心につながります。


利用方法はとても簡単です

「在留カード等読取アプリケーション」は、数ステップで利用することができます。

① アプリをダウンロードする

まずは、出入国在留管理庁が案内している公式アプリをダウンロードします。

② NFC対応スマートフォンを用意する

ICチップを読み取るため、NFC機能に対応したスマートフォンが必要です。

③ 在留カードをスマートフォンにかざす

スマートフォンの背面に在留カードをかざすことで、ICチップ内の情報を読み取ることができます。

④ 読み取り結果を確認する

画面に表示された情報と在留カード券面の内容を照合します。

また、必要に応じて「在留カード等番号失効情報照会」も利用することで、カード番号の有効性を確認できます。


公式アプリを利用するメリット

出入国在留管理庁が提供する公式アプリを利用することで、ICチップ内の情報を確認することができます。

受入れ企業にとっては、外国人材の在留カードを確認する際の参考となり、適切な在留管理やコンプライアンスの推進につながります。

また、技能実習生や特定技能外国人の皆さんにとっても、自身の在留カードの情報を確認する手段の一つとして活用することができます。


詳しい情報はこちら

アプリのダウンロード方法や利用手順、対応機種などの詳細については、出入国在留管理庁の公式ホームページをご確認ください。

▼ 出入国在留管理庁(公式)
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/rcc-support.html


まとめ

在留カードは、日本で安心して生活・就労するために欠かせない大切な身分証明書です。

カードの情報を確認したい場合は、出入国在留管理庁が提供する「在留カード等読取アプリケーション」を活用することで、ICチップの情報やカード番号の有効性を確認することができます。

受入れ企業の皆様、技能実習生・特定技能外国人の皆様も、ぜひ一度、公式ツールをご活用ください。

※本記事は、出入国在留管理庁が公開している情報をもとに作成しています。最新の情報は、必ず出入国在留管理庁の公式ホームページをご確認ください。

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FUJI Human Care Service協同組合

【TEL】047-331-2533

【E-mail】info@fuji-humancare.jp

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【ブログ】今日から使える日本語コミュニケーション♬

外国人をご採用されている皆様、日本語でのコミュニケーションに行き詰っていませんか?

今日は、300人以上の技能実習生と関わってきたスタッフが、コミュニケーションのコツをお伝えします!

 

~その1~ゆっくり話す💁‍♀️

いつもより0.5倍速で話すことを意識してみてください。「そんなことは分かってる!」と思う方もいると思いますが、忙しい業務の中で、ゆっくり話す時間を作るというのは、案外難しいことです。

 

~その2~言葉を分けて話す👌

「今日 / の / 天気 / は / 晴れ / ですね」

このように、少し間を空けて話すだけで、伝わり方が格段に変わります!

外国人が日本語に慣れていないうちは、どこまでが単語で、どこまでが接続語なのか?会話から聞き取るのが難しい場合が多いです。

 

~その3~5W1Hを意識する✏

「これ、できてないよ」ではなく、「なぜ、これをやりませんでしたか?」

などと言い換えを行うことで、伝わりやすくなります!

 

~その4~余分な英語を使わない💭

多くの実習生は、「日本語で会話をしよう」と考えているので、耳が“日本語モード”になっていることが多いです。英単語を交えて話すと、かえって分かりにくくなる場合があります。

(もちろん和製英語や日本語として使っている英語に関しては、そのまま会話してOKです)

 

いかがでしたか?これをやれば必ず伝わる!というわけではありませんが、少しでもスムーズにコミュニケーションが取れるようになったら嬉しいです。

 

 

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【ブログ】技能実習終了後、地方から大都市へ外国人材が流出している問題

日本経済新聞で「技能実習生を終えたら大都市へ 青森・島根など8県で外国人材の半数流出」という記事が掲載されていました。

人手不足を背景に、地方でも多くの外国人材を受け入れています。しかし、技能実習を修了し、特定技能へ移行するタイミングで都市部へ転職するケースが増えています。

なぜ大都市へ移るのか

賃金も大きい要因にはなりますが、それ以外に都市部では、

といったメリットがあります。

特定技能制度では転職が認められているため、外国人材がより良い条件を求めて移動することは自然な流れとも言えます。

地方企業が考えるべきこと

地方企業様は定着率向上、選ばれる企業になるためには、以下のポイントが重要になってきます。

はるばる遠い国から来日し、仕事以外で孤独を感じコミュニティがある大都市へ移動するケースもありますので、

日本語学習のサポートや地域との交流機会の提供を手厚く行い、日本人とのコミュニーケーションを円滑に行うことも大切なポイントとなります。

育成就労制度時代の課題

2027年4月より開始する育成就労制度では、一定の要件と年数を満たすと転籍が可能となります。

地方企業にとっては、「受け入れたら終わり」ではなく、「長く働きたいと思ってもらえる環境づくり」が求められます。

外国人材の流出は課題ですが、一方で外国人材が働く場所を自由に選択できる環境が整いつつあるとも言えます。

これからの時代は、企業側も選ばれる努力が必要になるでしょう。

まとめ

育成就労制度の開始を見据え、外国人材にとって魅力ある職場づくりを進めることが、今後の人材確保の重要なポイントになるのではないでしょうか。

当組合では、日本語学習支援をはじめ、外国人材が安心して長く働ける環境づくりをサポートしています。

外国人材の受け入れを検討されている企業様、すでに受け入れているものの定着やコミュニケーションなどでお悩みの企業様は、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

外国人材と企業の双方にとってより良い環境づくりを、私たちもお手伝いさせていただきます。

 

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